太郎と花子、家を探す(間取り編)
こんにちは!僕は太郎です!
婚約中の花子と一緒に住む家を探しています!
でも、家を探すって何から始めれば良いのかな?
まずはどのような家に住みたいか間取りからイメージしてみようか…
〇間取り・・建物の部屋の配置のこと。1R、2DK、3LDKのように数字とアルファベットの組み合わせで表記される。
やっぱり広い間取りの家には住みたいけど、お金はその分多く必要になるし、掃除も大変だなぁ…
花子は2LDKよりは広い家に住みたいと言っていたけど、そもそも2LDKの2やアルファベットって何を表しているのかな?
「R」・・「Room」の頭文字であり、個室を意味します。
「L」・・「Living」の頭文字であり、ソファやTVなどを置いたりする居間を指します。
「D」・・「Dining」の頭文字であり、食事をする部屋としてテーブルや椅子が置ける空間を指します。
「K」・・「Kitchen」の頭文字であり、調理スペースのキッチン・台所になります。
アルファベットの前の数字はDKやLDKを除いた居室の数を表しており、例えば3LDKなら「3部屋とリビングダイニングキッチン」がある間取りということになります。このほか、3LDK+Sのように「+S」という表記もよく見られます。この「S」とはサービスルームのことであり、採光が不足して居室とは認められない(※1)もの納戸やフリースペースとして使える部屋があることを示しています。
また、従来の住宅では2DKや3LDKのように、部屋数と広さで分類されるオーソドックスなものが中心でしたが、最近では家族構成やライフスタイルに合わせた、快適な生活空間づくりが重要視され、
・ワンフロアーにキッチンからリビング、寝室までに連続性を持たせたもの
・バルコニーの先に離れを配置したもの
など、数字とアルファベットでは表現できないような多彩なデザインも登場しています。
(※1)建築基準法では「住宅の居室には彩光のための窓などを居室の床面積の7分の1以上の大きさで設けなければならない」と定められています。(建築基準法28条1項)
なるほど!DKはダイニングキッチン、LDKはリビングダイニングキッチンでその前の数字は部屋の数を表していたのか!
DK・LDKこの2つの違いをもう少し詳しく知りたいなぁ。
「DK(ダイニング・キッチン)」
独立したダイニングキッチンがあり、食事をする部屋(Dining)と台所(Kitchen)が1室に併存している部屋を示します。
「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)」
DKの広さがグレードアップし、ダイニングキッチンに居間(Living)の機能も加わり、リビングダイニングキッチンとなったものです。
DKよりも寝室やゆっくりくつろぐための空間が作りやすいです。
・生活スペースを分けたい
・キッチンの広さを確保したい
・収納を多く使いたい(ウォークインクローゼットなど)
など、好みに合わせてお部屋をコーディネートしやすくなり、ライフスタイルにあわせて様々な選択肢からチョイスできます。
LDKの目安は居室(※2)が1部屋の場合は8畳以上、2部屋の場合は10畳以上と公正取引委員会によって定められています。
一人暮らしのアップデートはもちろん、パートナー同士やご夫婦で一緒に住む方、子どもを含めた家族で住む方にもおすすめです。
(※2)居室とは「居住、作業、娯楽などの目的のために継続的に使用する室のこと」(建築基準法2条4項)
この定義に従えば、居室は居間・寝室・台所を指し、玄関、便所、浴室、脱衣所、洗面所、押入れ、納戸、廊下は居室ではない。
間取り以外にも、配線やコンセントの位置、収納などは実際に住んでいるところをイメージしながら考えたいところだね!
花子はどうして2LDKよりも広い家に住みたいのかな?花子に聞いてみよう!